傾聴を、もっと楽に。
もっと身近に。
日本傾聴能力開発協会は、人を聴く力と、自分を聴く力を育てるための傾聴教育を体系的にお伝えしている専門機関です。
傾聴は、我慢して相手に合わせるための技術ではありません。相手を大切にしながら、自分も疲れすぎない。そのような「聴く力」を、講座・資格・研修を通じて広げています。
日本傾聴能力開発協会とは
日本傾聴能力開発協会は、傾聴を一部の専門家だけのものにせず、家庭・職場・教育・福祉・地域活動など、日常のさまざまな場面で活かせる学びとして広げている協会です。
私たちは、傾聴を「ただ黙って話を聞くこと」や、「相手の言葉を否定せずに受け止めること」だけだとは考えていません。
本当に人を聴くためには、相手の言葉の奥にある気持ちや体験に耳を傾けること。そして同時に、聴いている自分の内側に起きていることにも丁寧に気づいていくことが大切です。
そのため当協会では、相手を理解する力と、自分を理解する力の両方を育てる傾聴を、理論と実践の両面からお伝えしています。
講座・資格認定・企業研修・自治体研修・継続学習の場を通じて、「聴くこと」が特別な技術ではなく、人と人がよりよく関わるための土台になることを目指しています。
私たちが大切にしている傾聴
私たちが大切にしている傾聴は、相手の話を上手に処理するための技術ではありません。
うまい返し方を覚えること。相手に好かれる聞き方を身につけること。正しい相づちや質問の型を使いこなすこと。
もちろん、それらが役に立つ場面もあります。けれども、傾聴の本質は、技術を増やすことだけではありません。
相手はいま、どんな世界を見ているのか。どんな気持ちで、その言葉を話しているのか。その人にとって、いま話していることにはどんな意味があるのか。
そのように、相手の内側で起きている体験に近づこうとする姿勢を、私たちは大切にしています。
同時に、聴いている自分の内側にも目を向けます。早く答えを出したくなる自分。何か言ってあげたくなる自分。相手の話に巻き込まれて苦しくなる自分。よく聴こうとするほど、疲れてしまう自分。
そうした自分の反応を押し殺すのではなく、丁寧に気づきながら相手と向き合っていく。
相手を大切にすることと、自分を置き去りにしないこと。その両方を大切にするところに、当協会が伝える傾聴があります。
傾聴は、聴く人自身も
楽になるためのもの
傾聴を学ぼうとする人の中には、「相手を否定してはいけない」「最後まで受け止めなければいけない」「自分の意見は言ってはいけない」と考えすぎて、かえって苦しくなってしまう人がいます。
相手のために一生懸命聴こうとするほど、自分の気持ちを後回しにしてしまう。役に立ちたいと思うほど、何かを言ってあげられない自分を責めてしまう。
その結果、傾聴が本来のあたたかさを失い、「疲れるもの」「我慢するもの」「正しくやらなければいけないもの」になってしまうことがあります。
でも、私たちはそうは考えていません。
傾聴は、相手を大切にするためのものです。そして同時に、聴く人自身が、自分を大切にしながら人と関わるためのものでもあります。
相手の話に耳を傾けながら、自分の中に起きている違和感、戸惑い、焦り、あたたかさにも気づいていく。自分を押し殺して相手に合わせるのではなく、自分の内側に起きていることを丁寧に感じながら、相手の世界に近づいていく。
そのような傾聴が身についてくると、人の話を聴くことは、ただ疲れるだけの時間ではなくなります。相手を理解しようとする時間が、自分自身を理解する時間にもなっていく。
当協会は、聴く人自身も楽になり、人との関わりが少しずつ穏やかになっていく傾聴をお伝えしています。
傾聴教育を体系化してきた歩み
日本傾聴能力開発協会は、傾聴を一度きりの学びで終わらせず、段階的に学び、実践し、深めていける教育として整えてきました。
傾聴は、知識を聞いただけで身につくものではありません。また、何度かロールプレイをしただけで、すぐに自然にできるようになるものでもありません。
相手の話を聴く。自分の反応に気づく。うまくいかなかった場面を振り返る。理論に戻って理解し直す。そしてまた、日常の中で実践してみる。そのくり返しの中で、傾聴は少しずつ、自分のものになっていきます。
そのため当協会では、初めて傾聴に触れる方のための講座から、資格取得を目指す講座、実践を深める継続学習、企業・自治体・教育・福祉現場で活かすための研修まで、学びの段階に応じた場を整えてきました。
私たちが大切にしてきたのは、傾聴を「わかる」で終わらせず、「日常で使える」「人との関わりが変わる」学びにしていくことです。そのために、講座の内容だけでなく、学びを表す言葉、資格の名称、継続して学べる仕組みも一つひとつ整えてきました。
傾聴は、くり返しの中で育っていく
学ぶ、実践する、振り返る、深める、日常に活かす。その循環を重ねることで、傾聴は知識ではなく、自分の関わり方として育っていきます。
傾聴を、特別な人だけが使う専門技術にしない。家庭でも、職場でも、地域でも、誰もが人と関わる力として育てていけるものにする。その思いをもとに、当協会は傾聴教育の体系化と普及に取り組んでいます。
傾聴が身につくまでの5つの循環
講座・資格・研修について
日本傾聴能力開発協会では、傾聴を初めて学ぶ方から、仕事や活動の中で本格的に活かしたい方まで、目的に応じて学べる講座・資格・研修を用意しています。
家族や身近な人の話を、もっと落ち着いて聴けるようになりたい。職場での人間関係や1on1に活かしたい。相談を受ける立場として、相手に寄り添う力を高めたい。ボランティア活動や地域活動の中で、人の支えになりたい。カウンセリングや対人支援の土台として、傾聴を学び直したい。
当協会では、そのような一人ひとりの目的に合わせて、無理なく学びを始め、段階的に深めていける場を整えています。提供しているのは、単なる「聞き方のノウハウ」ではありません。相手を理解する力。自分を理解する力。人と人が安心して関わるための土台となる力。そのような傾聴を、それぞれの立場や目的に合わせて学べるようにしています。
目的に合わせて選べる学びの入口
傾聴の学びを、言葉から整える
日本傾聴能力開発協会では、「傾聴サポーター」「傾聴心理士」「傾聴心理師」「傾聴メンター」「セルフ傾聴」「傾聴コーチ」「傾聴教育家」「傾聴師」など、傾聴に関する多数の登録商標を保有しています。
これは、言葉を囲い込むためではありません。傾聴を学ぶ人が、自分がいま何を学んでいるのかを理解しやすくするため。傾聴を教える人が、何を大切にして伝えているのかを明確にするため。そして、傾聴という学びを、一時的な流行ではなく、長く社会に役立つ教育として育てていくためです。
言葉が整うと、学びの輪郭がはっきりします。「聴く」とは何か。「支える」とは何か。「自分を聴く」とは何か。「傾聴を教える」とは何か。その一つひとつに名前をつけ、講座や資格、継続学習の仕組みとして整えていくことで、傾聴はより学びやすく、伝えやすく、実践しやすいものになっていきます。
当協会が保有する登録商標は、傾聴を専門的な教育として体系化し、社会の中で安心して学べる形に整えてきた歩みの一部です。これからも私たちは、傾聴という言葉に込められた可能性を大切にしながら、家庭・職場・教育・福祉・地域の中で活かせる学びとして広げていきます。
代表メッセージ
日本傾聴能力開発協会を立ち上げたとき、私にはひとつの思いがありました。それは、傾聴を一部の専門家だけのものにせず、誰もが日常の中で使える「人と関わる力」として広げていきたい、という思いです。
傾聴という言葉は、聞いたことがある人にとっても、どこか特別で、難しく、専門的なものに感じられることがあります。また、傾聴を学んだ人の中にも、「否定してはいけない」「アドバイスしてはいけない」「相手の気持ちを受け止めなければいけない」と考えすぎて、かえって苦しくなってしまう人がいます。
でも、本来の傾聴は、聴く人が自分を失ってまで、相手に合わせ続けるものではありません。相手の話を大切に聴くこと。そのとき、自分の内側に起きていることにも気づいていること。その両方があってはじめて、人と人は安心して向き合えるのだと思います。
私が伝えたい傾聴は、我慢の技術ではありません。人を理解しようとする力であり、自分を理解していく力でもあります。
協会名に「傾聴」という言葉を入れたのも、この言葉をもっと身近なものにしたかったからです。「傾聴」は、カウンセリングルームの中だけにあるものではありません。家庭の中にあります。職場の中にあります。学校や地域の中にもあります。そして、自分自身との関わりの中にもあります。
人の話をどう聴くかは、そのまま、人をどう大切にするかにつながっています。そして、自分の内側をどう聴くかは、自分をどう大切にするかにつながっています。
日本傾聴能力開発協会は、傾聴を、もっと楽に、もっと身近に学べるものとして、これからも丁寧に伝え続けていきます。
100年後の子供たちの笑顔につながるように。一人ひとりの日常の会話から、あたたかな関わりが広がっていくことを願っています。
協会理念
人を聴く力と、自分を聴く力を育てる
私たちは、傾聴を「相手の話を聞く技術」だけだとは考えていません。人の心に耳を傾ける力と同じように、自分の心に気づく力を育てることを大切にしています。
日常の中に、自然に傾聴がある社会へ
家庭、職場、学校、地域の中で、誰もが安心して話せる関わりが増えていくこと。その積み重ねが、100年後の子供たちの笑顔につながる社会を目指しています。
私たちが大切にしていること
はじめての方へ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
傾聴を学びたい理由は、人によってさまざまです。まずは自分の聴き方を見直したい方。家族や身近な人との関わりを楽にしたい方。仕事や支援の現場で、人の話を聴く力を高めたい方。資格として体系的に学びたい方。企業・自治体・団体研修として導入を検討したい方。
日本傾聴能力開発協会では、それぞれの目的に合わせて、無理なく学び始められる入口を用意しています。傾聴は、特別な場所だけで必要とされるものではありません。家庭でも、職場でも、地域でも、自分自身との関わりの中でも、少しずつ育てていくことができます。
あなたに合った入口から、傾聴の学びを始めてみてください。
