傾聴の資格が取得できる傾聴の学校

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100年後の子供たちの笑顔を増やすための傾聴



ご挨拶

一般社団法人日本傾聴能力開発協会 代表理事

いわまつ まさふみ
岩松 正史

◎著書
「聴く力の強化書」(4刷)自由国民社
「その聴き方では部下は動きません」朝日新聞出版
◎キャリアコンサルタント(国家資格)
◎産業カウンセラー
◎心理相談員 ほか

このたび当協会をたち上げるにあたり、一番最初に悩んだことは名称でした。
「傾聴(けいちょう)」という言葉を法人の名前の中に入れるか?どうするか?でかなり悩みました。
傾聴マインドについてお伝えする協会なのですから、入れるのは当たり前といえばそうなのですが躊躇がありました。
それは、私が傾聴をお伝えしはじめた10年前(2015年現在)から現在にいたるまでの、傾聴の変遷に理由があります。

10年前、傾聴という言葉を知っている人はほとんどいませんでした。
その当時から比べると、傾聴という言葉がみなさんに知られるようになり、なじんできてくださったと同時に、その言葉の響きから「傾聴する」ということへの思いこみや誤解も広がってきたように思います。
一般の人にとって傾聴は、言いたいことを我慢して、頑張って、相手に無理矢理耳を傾け、うなずいたり相づちをして見せる行為のことであるという誤解です。
この誤解から傾聴は現在では「難しい大変なもの」という印象であったり、「話を聞くことは修行である」という人まであらわれました。

私はこの傾聴に対するネガティブな意見にまったく賛成出来ないのです。
2014年12月に発売になった処女作、「聴く力の強化書(自由国民社)」の中でもお伝えしているように、私にとって傾聴はいまも昔も聴く人自身が楽になるために使って、はじめて意味があるものなのです。

しかしこのような考え方は一般的でないために、私が開催している講座にも実際に”修行のため”に傾聴を学ぼうとする人が来ることもあります。
傾聴はまだまだ万人が知っているという言葉ではないにしろ、ある程度広がりを見せていて、その中でできあがってきたイメージがあります。
「傾聴」という言葉を使うことにはリスクがあると感じ恐れていたのです。
しかし今回あえてその誤解を招くかもしれない傾聴という文字を団体名に入れることにしました。

その理由はただ一つ、こんにちまでに出来あがってきた傾聴へのネガティブな印象に一石を投じられればという思いから、傾聴の概念を変えることに挑戦しようと思ったからです。
「傾聴はしんどくてつらいもの」という印象を、「傾聴は私の人生を楽にしてくれるもの」に変えたいと思います。
ただし、字面は同じでも伝えたいことは普通とはちょっと違うという思いを込めて、1つだけ違いを出すことにしました。

傾聴はふつう英語で書くとActive liteningとなるので頭文字は「A」になりますが、そこをあえて傾聴をそのまま和製英語として「Keicho」とし、協会の英語の名称をJADAではなく、「JKDA」としたのです。
心理学的にいわれるActive listeningとも違う、日本独自の、自分に優しいKeichoを広げていきたいという願いを込めてこの名称にしました。

「JKDAのKは傾聴のK」と覚えていただければ幸いです。

協会理念

“2つの耳”で心をつなぐ
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使命(Mission)


大切な人との接し方に苦労している方と、職場の人間関係に困っている方に、相互理解を深めながら心穏やかになる「傾聴スキル」の提供を通じて、コミュニケーションが円滑になり、自他ともに尊重できる人間関係構築に自信を持ってもらうことを使命とします。
また、専門資格の付与と講師の育成を通して、笑顔の聴き上手を全国に広め、その笑顔を100年後の子供たちの笑顔につなぐことで社会貢献します。

ビジョン(Vision)

100年後の日本では、全国で子供のころから楽に聴く聴き方を学習する機会が当たり前に提供されていて、あらゆる世代の人々が自分も相手も否定することなく穏やかな心で会話できる日本になっている。そこに、我慢しながら話を聞こうとする人はいない。

守るべき価値(Value)

「共感、微笑み、貢献」

・共感…自他ともに尊重し、相手と自分の相違点を認めあうこと
・微笑み…常に人間が持つ成長力、解決力を信じ真摯な話であっても、心の中にいつも微笑みをもって人と向き合うこと
・貢献…自分に対する貢献力を育てつつ、他者貢献の意思を持ちつづけていること

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